apache起動ユーザ変更時にグループ設定を変更する
apacheのデフォルト起動ユーザは、
user apache
group apache
となっていますが、
user www
group www
などに変更する場合があります。
上記の設定を変更した場合、apacheグループに設定されている、
ディレクトリ・フォルダの権限を変更する必要があります。
権限は下記コマンドで確認ができます。
find / -group apache
実行結果は下記のような感じとなります。
/var/www/html
/var/cache/mod_proxy
/var/lib/dav
/var/lib/php/session
/usr/sbin/suexec
/var/run/httpd
これらのグループをwwwに変更することで、
ワーニングなどのエラーを解消できます。
この設定変更は結構忘れがちですね。
user apache
group apache
となっていますが、
user www
group www
などに変更する場合があります。
上記の設定を変更した場合、apacheグループに設定されている、
ディレクトリ・フォルダの権限を変更する必要があります。
権限は下記コマンドで確認ができます。
find / -group apache
実行結果は下記のような感じとなります。
/var/www/html
/var/cache/mod_proxy
/var/lib/dav
/var/lib/php/session
/usr/sbin/suexec
/var/run/httpd
これらのグループをwwwに変更することで、
ワーニングなどのエラーを解消できます。
この設定変更は結構忘れがちですね。
#
by cimacoppi
| 2012-02-26 16:12
| Apache
apacheをSourceからインストール
今更感があるのですが、今日はapacheのSourceからの、
インストール方法を書きます。
最近はyumによるインストールが増えましたが、
稀にSourceからのインストールが求められる時があります。
ダウンロードはここからできます。
コンパイルオプションはこんな感じで行いました。
./configure \
--prefix=/usr/local/a20120222-1-prefork \
--with-mpm=prefork \
--enable-so \
--enable-rewrite \
--enable-ssl \
--disable-userdir \
--with-ssl=/usr/include/openssl
make
make install
/usr/local/a20120222-1-preforkが作成できるので、
apache2というシンボリックファイルを作ると便利です。
ln -s /usr/local/a20120222-1-prefork /usr/local/apache2
なぜprefixでapache2を指定しないかと言うと、
apacheをアップデートする場合、
新たに
a20120322-1-prefork
を作成して、現行のhtdocs confを、
a20120322-1-prefork
にコピーして
ln -s /usr/local/a20120322-1-prefork /usr/local/apache2
のシンボリックリンクを作成すれば簡単に、
アップデートができるからです。
後は、apachectl httpd.confの、
a20120222-1-prefork
を
apache2
に変更して完了です。
インストール方法を書きます。
最近はyumによるインストールが増えましたが、
稀にSourceからのインストールが求められる時があります。
ダウンロードはここからできます。
コンパイルオプションはこんな感じで行いました。
./configure \
--prefix=/usr/local/a20120222-1-prefork \
--with-mpm=prefork \
--enable-so \
--enable-rewrite \
--enable-ssl \
--disable-userdir \
--with-ssl=/usr/include/openssl
make
make install
/usr/local/a20120222-1-preforkが作成できるので、
apache2というシンボリックファイルを作ると便利です。
ln -s /usr/local/a20120222-1-prefork /usr/local/apache2
なぜprefixでapache2を指定しないかと言うと、
apacheをアップデートする場合、
新たに
a20120322-1-prefork
を作成して、現行のhtdocs confを、
a20120322-1-prefork
にコピーして
ln -s /usr/local/a20120322-1-prefork /usr/local/apache2
のシンボリックリンクを作成すれば簡単に、
アップデートができるからです。
後は、apachectl httpd.confの、
a20120222-1-prefork
を
apache2
に変更して完了です。
#
by cimacoppi
| 2012-02-22 14:32
| Apache
mod_perlをインストール
前回perlのインストールが完了しましたので、
今回はmod_perlのインストールを行います。
mod_perlはここから、
ダウンロード可能です。
※前提条件としてapache2が/usr/local/apache2にインストールされているとします。
インストールは下記のようになります。
wget http://perl.apache.org/dist/mod_perl-2.0.5.tar.gz
perl Makefile.PL MP_APXS=/usr/local/apache2/bin/apxs
make test
make install
perlのインストール時に
-de -Accflags='-fPIC'
のオプションを付けないと、make時に下記のようなエラーとなります。
/usr/bin/ld: /usr/local/perl-5.8/lib/5.8.9/x86_64-linux/CORE/libperl.a(gv.o): relocation R_X86_64_32 against `.rodata.str1.1' can not be used when making a shared object; recompile with -fPIC
/usr/local/perl-5.8/lib/5.8.9/x86_64-linux/CORE/libperl.a: could not read symbols: Bad value
collect2: ld はステータス 1 で終了しました
make[1]: *** [mod_perl.so] エラー 1
インストールが完了すると
/usr/local/apache2/modules/
にmod_perl.soが生成されます。
httpd.confには下記を追加します。
LoadModule perl_module modules/mod_perl.so
Files *.cgi
SetHandler perl-script
PerlHandler ModPerl::Registry
PerlSendHeader On
Options +ExecCGI
/Files
mod_perlの確認としては、
cgi-bin以下の
printenvをprintenv.cgiに変更して、
ブラウザよりアクセスすると
SERVER_SOFTWARE="Apache/2.2.22 (Unix) mod_ssl/2.2.22 OpenSSL/1.0.0-fips mod_perl/2.0.5 Perl/v5.8.9"
と表示され、mod_perl とperlの確認ができます。
今回はmod_perlのインストールを行います。
mod_perlはここから、
ダウンロード可能です。
※前提条件としてapache2が/usr/local/apache2にインストールされているとします。
インストールは下記のようになります。
wget http://perl.apache.org/dist/mod_perl-2.0.5.tar.gz
perl Makefile.PL MP_APXS=/usr/local/apache2/bin/apxs
make test
make install
perlのインストール時に
-de -Accflags='-fPIC'
のオプションを付けないと、make時に下記のようなエラーとなります。
/usr/bin/ld: /usr/local/perl-5.8/lib/5.8.9/x86_64-linux/CORE/libperl.a(gv.o): relocation R_X86_64_32 against `.rodata.str1.1' can not be used when making a shared object; recompile with -fPIC
/usr/local/perl-5.8/lib/5.8.9/x86_64-linux/CORE/libperl.a: could not read symbols: Bad value
collect2: ld はステータス 1 で終了しました
make[1]: *** [mod_perl.so] エラー 1
インストールが完了すると
/usr/local/apache2/modules/
にmod_perl.soが生成されます。
httpd.confには下記を追加します。
LoadModule perl_module modules/mod_perl.so
Files *.cgi
SetHandler perl-script
PerlHandler ModPerl::Registry
PerlSendHeader On
Options +ExecCGI
/Files
mod_perlの確認としては、
cgi-bin以下の
printenvをprintenv.cgiに変更して、
ブラウザよりアクセスすると
SERVER_SOFTWARE="Apache/2.2.22 (Unix) mod_ssl/2.2.22 OpenSSL/1.0.0-fips mod_perl/2.0.5 Perl/v5.8.9"
と表示され、mod_perl とperlの確認ができます。
#
by cimacoppi
| 2012-02-20 14:16
| Linux
perl5.8系をインストール
CentOS6系の場合、Perlのバージョンは5.10系がインストールされています。
5.8系をインストールする場合はソースからコンパイルする必要があります。
ソースはここからダウンロード可能です。
5.8系の場合は
rsync -avz rsync://perl5.git.perl.org/APC/perl-5.8.x .
となります。
configureは下記のようになります。
./Configure -de -Accflags='-fPIC' -Dprefix=/usr/local/perl-5.8
今回はその後、mod_perlのインストールを考えているので、
オプションで
-de -Accflags='-fPIC'
を追加します。このオプションを付けないと、mod_perlのmake時に
エラーが発生します。
その後
make test
make install
で完了です。
/usr/local/perl-5.8/bin/perl
にインストールされるので、後はシンボリックリンクで
ln -s /usr/local/perl-5.8/bin/perl /usr/local/bin/perl
と設定しとけばよいですね。
5.8系をインストールする場合はソースからコンパイルする必要があります。
ソースはここからダウンロード可能です。
5.8系の場合は
rsync -avz rsync://perl5.git.perl.org/APC/perl-5.8.x .
となります。
configureは下記のようになります。
./Configure -de -Accflags='-fPIC' -Dprefix=/usr/local/perl-5.8
今回はその後、mod_perlのインストールを考えているので、
オプションで
-de -Accflags='-fPIC'
を追加します。このオプションを付けないと、mod_perlのmake時に
エラーが発生します。
その後
make test
make install
で完了です。
/usr/local/perl-5.8/bin/perl
にインストールされるので、後はシンボリックリンクで
ln -s /usr/local/perl-5.8/bin/perl /usr/local/bin/perl
と設定しとけばよいですね。
#
by cimacoppi
| 2012-02-20 14:06
| Linux
s3cmd実行時にエラー発生
s3cmdを利用して、s3バケットへのファイルの、
アップロード・ダウンロードが可能となります。
しかし、s3cmd実行時に下記の用なエラーに遭遇しました。
The difference between the
request time and the current time is too large.
原因を調査したことろ、s3cmdコマンドを実行している、
Linuxサーバの時刻設定に若干のずれがありました。
Linuxの時刻設定を行ったところ、
正常にアップロードができました。
NTPはやはり入れたほうがいいかもですね。
アップロード・ダウンロードが可能となります。
しかし、s3cmd実行時に下記の用なエラーに遭遇しました。
The difference between the
request time and the current time is too large.
原因を調査したことろ、s3cmdコマンドを実行している、
Linuxサーバの時刻設定に若干のずれがありました。
Linuxの時刻設定を行ったところ、
正常にアップロードができました。
NTPはやはり入れたほうがいいかもですね。
#
by cimacoppi
| 2012-02-13 15:09
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